2015-05-31 12:59 | カテゴリ:舞台
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東京グローブ座に行ってきました(^^)。
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パンフレットとグッズの湯呑み。
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湯呑みのヨコちょの似顔絵が可愛いです(^^)。

終演後、新大久保駅の改札に入ってプラットホームに着いた途端に地震が起こり、山手線が全線ストップして、30分くらい待ったものの、全然復旧する様子もなかったので、結局、新宿まで歩くことになりました(^^;)。
でも、娘と一緒だったので心強かったですし、タイミング的に、電車に乗っていて止まってしまったり、他に最寄り駅などもない駅で停車になるよりは、まだ、幸運だったんだと思います。

そんなハプニングもありましたけど、舞台は、とても面白くて、最後には、心があったかくなるようなお芝居でした(^^)。

詳しい観劇レポは、続きから。
ネタばれありありだと思うので、これから行かれるという方は、お気をつけください。
大丈夫だという方だけどうぞ。
いつもながら、自分の記憶に頼っているので、あいまいな部分も多々あると思いますが、雰囲気だけでも感じてもらえれば嬉しいです。

拍手ありがとうございます。
いつも励みにしています(*^^*)。


舞台のセットは、お寺の建物を模していて、ステージには、いくつかのテーブルとイスが置いてあり、リビングのような応接室のような(劇中では、檀家さんの休憩室だというようなセリフがありましたけど)感じで、奥の両側に扉があり、本堂と庫裏に続くような設定になっているようでした。
真ん中には階段があって、そこに大きな柱時計が掛っており、2階の右側は部屋のような作りになっていて、庭が見えるような大きな窓も作られています。

グローブ座の1階客席は、真ん中に座席が並んでいて、その周りを取り囲むような形で、3列くらいの座席がある作りになっているんですけど、今回の座席は、その取り囲むような座席位置の左前の方だったので、若干、見えにくい部分もあったんですけど、ステージは、結構、近くて、肉眼でも、表情がはっきりと見えて、良かったです。

お芝居は、まず、ユタカ(ヨコちょ)の父でもある住職が、パジャマ姿で現れて、お茶を入れようとするところから始まります。
そこへ、ユタカの声が聞こえて、袈裟を身に付けたユタカが現れ、文句を言いながら、おもむろに袈裟を脱ぎ始めます。
この時、ちょっとドキッとしたんですけど、中は赤いTシャツとハーフパンツ姿でした。
実は、住職は、熱があると言って、法事を、全部、ユタカに任せていたんだけど、熱もなく、元気そうにしていることを知り、また、檀家さんの名前を間違えていたことなどで、親子喧嘩が始まります。
このやり取りが、おとぼけな父にツッコミを入れる息子といった様相で、面白かったです。

そこへ、写真店を営んでいる檀家さんで、お寺のお手伝いもしてくれているという、はま子さんという老齢の女性がやってきて、最近、柱時計の調子がおかしくて、時間がずれるというようなやり取りをしているところに、上から、タップシューズが落ちてきます。
で、ハマ子さんが1歳の時に亡くなったというお父さんも、ダンサーだったという話をしていた頃に、ユタカと10年付き合っているというルミがやってくるんじゃなかったかなあ…この辺、あやふやですけど、ルミがやってきて、ここで、このお芝居のキーポイントとなる柱時計が取り外されて、埃だらけなので、ルミがきれいに拭くと、トニー河村という人が寄贈したという文字が出て来て、このトニーという人が、はま子さんの父親で、ダンサーであり、このお寺の周辺で、昭和12年に映画の撮影をしていて、このお寺にも世話になっていたという話が展開されます。

で、ユタカとルミが2人きりになったところで、今度は、ユタカとユミの喧嘩が始まるんですけど、その原因というのが、中華街で、ルミが、別の男性と食事に行っていて、手を繋いでいたところを、ユタカが目撃したから。
ルミは、ミュージカル製作の仕事をしていて、その男性は一緒に仕事をしているダンサーで、断り切れなかったというルミに、ユタカは疑いを持って、あげくには、落ちてきたタップシューズがそのダンサーのものじゃないかと言い出します。
そして、そのダンサーがアメリカに行くことになっていて、ルミも誘われているということも知っていて、アメリカに行きたいんじゃないかとルミを責めるものの、ルミは否定。

とにかく、着替えてくるようにユタカに行って、ルミが1人になったところで、時計の時報が鳴り、2階の部屋が怪しく光り始めます。
で、いきなり、2階の部屋の窓が開き、「ロハー。」と明るい口調で、タキシード姿の男が現れるんですけど、その人が、トニーだということに気づき、びっくりするルミ。
ここで、まさかタイムスリップしているとは気づかないトニーと、いきなりのことで混乱しているルミとのやり取りが、また笑えます。
そして、ダンスの練習をしてほしいとトニーにわれて、踊るルミの前に、着替えを済ませて現れるユタカ。
その光景に、中華街で見たダンサーと勘違いして、説明しようとする間もなくユタカは、2階にいたというトニーの言葉に、2階の部屋へと飛びこんでいき、そこで、また時計の時報が鳴り、ユタカは姿を消してしまいます。

この事態に、ようやく、トニーは異変に気付き、時計の時報が鳴っている間に2階の部屋に入ると、タイムスリップが起こるのではないかという結論を導き出して、ユタカを連れ戻す計画を立て、自分がまず、元の世界に戻ることを決め、ルミは、10分おきに時報を鳴らしてもらうように、柱時計を持って庫裏の方へ持って向かい、トニーは、2階の部屋へ。

舞台は、そのまま、昭和12年の設定へと変わり、住職とトニーとダンスのコンビを組んでいるケイトが現れます。
この住職はユタカの父と同一人物なんですけど、時代が変わったんだなあと一瞬で分かるところが、演出の凄さだなあと思いました。
タイムスリップしてきたユタカも、最初は、親父だと勘違いするんですけど、そこから、自分がタイムスリップしたことに気付いて、困惑する様子というのが、面白かったです。

ケイトは、トニーと恋人同士と思っていて、一緒にアメリカに行く約束をしているんですけど、最近、トニーの様子がおかしいという話をして、それが、ユタカの身にもつまされるようなことだったり、そこへ、写真館の光恵さんという若い女性(はま子さんの母)が、トニーに会いに来て、ケイトと鉢合わせのようなことになったりという展開があって、結局、光恵さんは身を引こうとして、トニーの写真をユタカに渡してくれるように頼みます。
ユタカは、その写真を見て、すごく気持ちが落ち着く写真だと、光恵さんを褒め称えます。
そこへ、トニーが現れて、ユタカを元に戻そうとするんですけど、ぐずぐずしているうちに、時報が鳴りやんでしまい、次の機会を待つことに。
この辺りは、場面が前後していると思うんですけど、ダンサーのトニーが、何故、光恵さんに惹かれたのかとか、それぞれの心情が、ちょっとした細かい断片で、上手く描かれているように思いました。
あと、この場面で、ユタカのことを、住職が「割と色白な人」というのに対して、トニーが「優しげホワイティ」と言うというセリフがあって、面白かったですし、ユタカが、イライラしながらも、何も言い返せずに、いーーっと顔で表現する姿が、なんだか可愛かったです。

と、そうこうしているうちに、また時報が鳴って、2階の部屋から、ルミとハマ子さんが現れます。
トニーと対面して驚くはま子さん。
自己紹介をして、はま子という名前の由来を説明するはま子さんに、それが自分の娘と知ってか知らずか、優しい言葉をかけるトニー…私は、娘だと分かっていたんじゃないのかなあって思うんですけど…そのやり取りがすごく胸に響いて、ちょっと涙が出ました。
ここで、ユタカが光恵さんの撮った写真をトニーに見せるんですけど、意外なことに、トニーは、その休憩所で撮った写真を見て、弱い自分を見せていたことや、そこが素敵だと言われたことから、光恵さんを心から愛しているけれど、ダンサーとして、光恵さんとは別れて、アメリカに行くと言い始め、撮影があるからと、そこを去り、光恵さんも、それに逆らうことはなく、舞台からは姿を消します。
自分が余計なことをしたことで、はま子さんの運命まで変えてしまったかもしれないことに気付き、ショックを受けて、落ち込むユタカ。
はま子さんは、トニーの撮影現場を見てみたいと姿を消し、時報が鳴って、ルミが一緒に帰ろうとするものの、それを拒むユタカ。

結局、ルミは先に戻ってしまい、ユタカは一人きりになってしまうんですけど、ここで、舞台に電飾が光り、スモークがたかれて、2階からトニーとケイトが姿を現して、ダンスを始めます。
やがて、2人は1階に降りて来て、ダンスを続け、そこへ、光恵さんも現れて、トニーが、ケイトから、光恵さんの方へと心が動いていく様子が、ダンスで表わされるような動きになり、続いて、2階から、ルミがダンスをしながら現れて、トニーとのダンスを始めるという流れになり…ここで、中華街で見たダンサーとトニーがかぶって見えるようになっていると思うんですけど…その中で、1人、呆然とするユタカの姿が浮かび上がります。
この時の、ユタカ以外の演者のキラキラした輝きと、ユタカの普通っぽさが、すごく対照的で、印象に残りました。

そのまま、打ちひしがれて、階段に座り込むユタカの元に、柱時計を運んでくる住職。
時は、現在に戻っていて、柱時計が鳴らなくなったことと、1週間の時が流れていることを話す住職。
そこへ、はま子さんが、母親の13回忌を済ませてやってきます。
はま子さんは、父親に会えたこと、父親の本心を聞けたことを、ユタカに感謝していました。

はま子さんが存在しているということで、未来が変わらなかったと思うユタカでしたけど、実は、最初、トニーは、南方でマラリアにかかって、その後遺症で亡くなったという話だったのが、アメリカに渡り、そこで戦争が始まって、収容所に行き、そこでの労働がきつくて、それが原因で亡くなったことに気付き、結局、トニーの光恵さんへの思いは、どうなろうと、変わらなかったということを知ります。

そして、はま子さんに呼ばれたと言って、ルミが現れ、柱時計からは、その光恵さんが撮った写真が、「ロハー。見つかったね。」というような手紙を一緒に出てきます。
やがて、住職とはま子さんは、庫裏へと姿を消して、2人きりになる、ユタカとルミ。
ここで、ルミが「ブルームーン」をかけるんですけど、このBGMがロマンチックで素敵でした。

そんな状況で、自分には何もないというようなことを話し、ルミにアメリカに行くように告げるユタカ。
アメリカには行かないというルミ。
実は、ダンサーだけではなく、仕事で、色々と人に世話を焼くルミに、嫉妬をしていて、自分だけにそうしてほしいと思っていたという本音を漏らすユタカ。
そんなやり取りのなかで、ついに、プロポーズするユタカ。

ラストは、ユタカとルミが、軽くダンスをして、ユタカがルミを抱き上げるところで、紙吹雪が舞って、暗転するんですけど、このラストシーンがとっても素敵で、最後に抱き上げる場面は、まるで写真のようで、目に焼きつきましたし、本当に、とっても温かい気持ちで、エンディングを迎えられました。

やがて、拍手の中、灯りがともり、キャストが数名ずつ、奥から現れて、最後に、ヨコちょが現れて、ちょっと緊張した面持ちで真ん中に立ち、頭を下げての挨拶。
2回目のカーテンコールでは、全員が一斉に出て来て、その時は、ヨコちょは、軽く手をあげて、左右を見てくれたようでした。
そして、3回目のカーテンコールは、スタンディングオベーション。
ヨコちょも嬉しそうに微笑んでいて、左右を見回して、頭を下げ、「ありがとう。」って言うように口を動かしていました。
座長という気負いよりも、むしろ、真ん中に立っていることが、ちょっと恥ずかしいといったふうなのが、ヨコちょらしいなあとも思ったし、2回目、3回目と、ステージの奥でハケる時に、くるっと振り向いて、頭を下げる様子が、とてもチャーミングでした。

周りの共演者さん達も、加賀まり子さんをはじめとして、芸達者な方ばっかりで、お芝居に幅や深みが感じられたし、とても良かったです。

ヨコちょ、楽しくて素敵な時間をありがとう。
本当に、温かく優しい気持ちで過ごす事ができました。
まだまだ公演は続きますけれど、千秋楽まで、つつがなく、人の心を打つお芝居を、演じ切れますように。
【ジャンル】:アイドル・芸能 【テーマ】:関ジャ二∞
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